病む人、障害を持つ人、高齢の人の全生活において 隣人愛と奉仕の業を
-
病院紹介About us
病院紹介About us
-
入院・面会Hospitalization
入院・面会Hospitalization
-
外来・訪問診療Ambulatory & Home Care
外来・訪問診療Ambulatory & Home Care
-
診療科・部門Department & Section
診療科・部門Department & Section
〒523-0805
滋賀県近江八幡市円山町927-1
電話/0570-01-5211
FAX/0748-32-2152
診察受付時間/7:30~12:00 休診日/日・祝日
病む人、障害を持つ人、高齢の人の全
生活において 隣人愛と奉仕の業を
- 病院紹介トップ
- ごあいさつ
- 病院概要
- 理念・方針、患者憲章
- 施設のご案内
- フロアマップ・施設ギャラリー
- 病棟のご案内
- 一般病棟
- 回復期リハビリテーション病棟
- 医療療養病棟
- 緩和ケア病棟(ホスピス)
- 交通・アクセス
- 論文・研究
- 病院年報・実績
- 個人情報保護方針
- 広報誌・パンフレット
- 当院の取組み・指針
- 病院の特色
- ボランティア活動
- 礼拝堂
- ヴォーリズ医療・保健・福祉の里
- ヴォーリズと病院の歴史
アクセス
閉じる
お困りの方へ・各種ご案内Help Information
お困りの方へ・各種ご案内Help Information
薬剤科
関連するお知らせ・取組みRelated Topics
薬剤科概要
<職員構成>常勤薬剤師 : 4名、非常勤薬剤師 : 2名、薬剤助手 : 1名
薬剤科は、医薬品の購入管理・供給、調剤、医薬品情報の提供など医薬品に関する業務を行う部門です。
具体的な業務内容を以下に紹介いたします。
薬剤師が病室を訪れて直接患者さんにお薬の説明をしたり、副作用をチェックしたり、質問にお答えしたりしています。また、患者さんに安全にお薬を服用していただけるよう、薬剤師が患者さん一人分ずつお薬を準備して何重にもチェックしています。他にも病棟配置薬の管理や、医師・看護師への情報提供も行っています。
当院ではすべての病棟に専任の病棟担当薬剤師を配置しています。
医薬品の確保を管理は、薬剤部門の基本中の基本です。内用薬、外用薬、注射薬、消毒薬など様々な種類の医薬品を取り扱っています。
新型コロナウイルス感染拡大と同時期に医薬品の流通が不安定な状況が続いていますが、患者さんに安定した治療を継続していただくため、適切な医薬品の確保に努めております。
処方にもとづいて患者さん一人ひとりの状況に合わせて調剤をしています。服用する量、飲み合わせ、飲み方などに不明な点があれば、医師に問い合わせて解決し、安全に医薬品を提供できるよう毎日業務を行っています。
お薬を安心安全に使用するためには予め情報を集めることが重要です。薬剤科では医薬品に関する情報を収集し、院内の医師や看護師に提供することで、医薬品の適正使用につなげています。
主に入院中の患者さんが投与される注射剤も扱っています。用法、用量、投与経路、注射剤を調整した後の安定性、配合変化なども薬剤師の視点でチェックしています。点滴の一部は、無菌調整室で無菌調整を実施しており、清潔で安全に点滴をしていただけるよう細心の注意を払っています。
また、抗がん剤の調整にはスタッフの安全に配慮し、安全キャビネット(空気を屋外に排出する装置)を用いています。
薬剤科では、毎年薬学実務実習生を受け入れており、約3ヶ月の実務実習を実施しています。直近では、立命館大学、同志社女子大学、摂南大学、京都薬科大学などから実習生を受け入れており、特に緩和ケアや回復期リハビリテーションでの実習に注力しています。
チーム医療
多くのラウンドやカンファレンスに参画しています。各職種が専門性を発揮して医療を行っています。
- NST(栄養サポートチーム)
- ICT(感染制御チーム)
- 褥瘡対策チーム(患者さん宅での褥瘡訪問チーム活動を2020年より始めました。)
- 糖尿病教室
- 緩和ケアカンファレンス
所属学会・認定資格者・院内委員会活動
所属学会
- 日本病院薬剤師会
- 日本薬剤師会
- 日本臨床代謝栄養学会
- 日本老年薬学会
- 日本緩和医療薬学会
- 日本褥瘡学会
認定資格者
日本病院薬剤師会 | 日本病院薬剤師会認定薬剤師 | 2名 |
日本臨床代謝栄養学会 | NST専門療法士 | 1名 |
薬学協議会 | 認定実務実習指導薬剤師 | 4名 |
滋賀県 | 滋賀県肝炎医療コーディネーター | 1名 |
日本アンチ・ドーピング機構 | スポーツファーマシスト | 1名 |
院内委員会活動
- 院内感染防止対策委員会
- 医療安全管理委員会
- 薬事協議会
- 安全衛生委員会
- 褥瘡対策委員会
- ハラスメント対策委員会
入院中(入院予定)の患者さんへ
お薬の持参について
当院に入院される際、「現在服用しているお薬」と「おくすり手帳」を必ずご持参ください。もしなければ使用しているお薬の情報を記した書類(保険薬局で交付されたもの等)でも結構です。それらによって医療スタッフが正確に患者さんの状態を把握することはとても重要です。また、ご持参いただいたお薬を服用していただくことで医療費を節約することができます。
なお、ご退院の際に、お預かりしたお薬で残っているものは返却いたします。
後発医薬品について
当院では後発医薬品の使用を推進しています。
入院中、持参されたお薬をすべて服用され、当院処方に切り替わる際、後発医薬品または同種同効薬に変更させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
長期収載品につきましては原則として後発医薬品に変更させていただきますが、製造上の不具合、物流上の問題等により医薬品の供給が不安定となった場合、やむを得ず先発品または同一効果の他医薬品に変更させていただく場合がございます。医薬品に変更がある場合は担当薬剤師より説明させていただきます。
患者さん自身によるお薬の管理について
当院では患者さんご自身にお薬を管理していただけるよう、お薬を収納する製品を利用する場合があります。リハビリの一環としてお試しいただくことが可能です。一部の製品は退院時にお買い求めいただくことも可能ですので、担当薬剤師にお申し出ください。
おくすりポケット1週間
お薬管理ケース/おくすり仕分薬
テイコブMyカルテくすり整理キープケースHEC03
通院中の患者さんへ
院外処方箋について
当院では、外来受診でお薬が処方された場合は院外処方箋を発行しております。※
院外処方箋を保険薬局にお持ちのうえ、お薬をお受け取りください。
院外処方箋の有効期限は、原則として処方発行日を含めた4日間です。期限を過ぎますと再度受診しなければならない場合がありますのでご注意ください。
※ 発熱外来など感染防止対策のために院内処方としてお渡しする場合がございます。
後発医薬品について
当院では後発医薬品の使用を推進しています。
院外処方箋に一般名処方を採用しており、お好みで後発医薬品の調剤を受けることができます。かかりつけの保険薬局にご相談ください。
お薬手帳について
おくすり手帳は患者さんに処方されたお薬を記録するための手帳です。病院で診察を受けるときや入院するとき、街の保険薬局でお薬をもらうときなどに医師や薬剤師にお見せいただくことで、お薬の重複投与・飲み合わせの悪いお薬などを未然に防ぐことができます。
医療機関に掛かるときは必ずお薬手帳を携帯することをお勧めします。おくすり手帳は街の保険薬局で入手できますので、お気軽にお申し出ください。
製薬企業の皆様へ
医薬品情報の伝達方法の効率化への取り組みについて
昨今の新型感染症の拡大以降、面会規制や医薬品物流の不安定化などの環境変化に見舞われました。当院では院内感染防止対策を継続しております。
そのような中、当院では各種オンラインツールを活用した効率的な情報伝達に取り組んでまいりました。今後のさらなる業務効率化のため、下記内容にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
- 医薬品情報室のメールアドレス
vpi@vories.or.jp(医薬品情報室)
※ 一般の方からのお問い合わせはお控えください
- PMDAメディナビ
当院ではPMDAメディナビを活用し、医薬品情報を電子的に入手するよう努めております。また、各製薬企業様のご提供による医療関係者向けサイトを積極的に活用しております。
- 医薬品情報の伝達および面会等における当院のポリシーについて
クラス 方法 例 【クラスA 緊急】
緊急性が高く即時性を要するものお電話
(病院代表におかけのうえ、薬剤科をご指定ください)緊急安全性情報、安全性速報、製品回収、急な出荷制限、予定外の販売中止等 【クラスB 重要】
重要であるが即時性を要しないもの電子メール
オンライン面談使用上の注意改訂,適正使用情報,添付文書改訂、適応症拡大等および新発売、新規採用医薬品のご紹介、アポイント予約 【クラスC 通常】
即時性のないもの電子メール
包装変更、販売移管、講演会開催の通知等 - アポイントについて
アポイント取得のための代表電話へのお電話はお控えください。
- 郵便物について
厚生労働省医薬局医薬安全対策課長通知に基づく「使用上の注意」改訂については、PMDAメディナビの配信を参照いたします。紙や物流の削減を含む環境負荷の低減のため、PMDAメディナビに掲載されない情報(包装変更、販売移管、講演会開催の通知等)にかかる郵送物につきましては極力お控えいただきますようご協力をお願いいたします。代わりの方法として電子メール(vpi@vories.or.jp)をご活用くださいますようお願いいたします。
後発医薬品の推進について
当院では後発医薬品使用を推進しており、後発医薬品体制加算の算定根拠となる後発医薬品使用割合は2019年4月以降、90%以上を維持しております。また、バイオ後続品(バイオシミラー)につきましても積極的に採用を推進しております。
後発医薬品選定基準
当院では後発医薬品の独自の採用基準を設け、病院内で採用する医薬品の安定供給に努めております。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、医薬品の安定供給が非常に困難な状況が続いております。また、2023年以降に急速に進行した円安およびエネルギーをはじめとした物価上昇は、医薬品の原料、原薬、製品の製造会社並びに医薬品卸会社のコスト増となり、収益基盤を痛める要因と考えられます。また、製造設備の不具合による出荷停止のほか、GMP違反をはじめとした法令遵守に逆行する動きによる出荷停止も一部あり、供給不安が供給不安を呼ぶ状況となっております。さらに、世界各地での戦闘や紛争も医薬品の安定供給に対する潜在的なリスクとして捉えております。
このような状況下、当院では医薬品に求められる品質をあらためて検証し、近視眼的な採用基準を設定しないこととしております。日本独自の採用基準はグローバルな品質基準とは方向性が異なることから製造者にコスト負担を強いることとなります。グローバル製品によるスケールメリットを生かした製品戦略が安全保障製品である医薬品の我が国における安定供給に寄与すると考えております。
基準として設定しないことの例)
・錠剤に医薬品名をカタカナで刻印すること。
・錠剤の両面に医薬品名を刻印すること。
・OD錠であること。
医薬品の品質に関する考え方
品質の高い医薬品とは、標準品=治験薬とした場合に、標準品に対して製品(先発品)の治療学的同等性を保証する再現性が高いものを指す。
先発品に対する後発医薬品の品質については、生物学的同等性・溶出性の他、原薬の純度・生産企業等を総合的に評価する。
図. 医薬品の品質に関する考え方
品質が高い = 治療学的同等性を保証する再現性が高い
味・カタカナ印字は優先順位が低い
後発医薬品選定基準
当院では後発医薬品の独自の採用基準を設け、病院内で採用する医薬品の安定供給に努めております。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、医薬品の安定供給が非常に困難な状況が続いております。また、2023年以降に急速に進行した円安およびエネルギーをはじめとした物価上昇は、医薬品の原料、原薬、製品の製造会社並びに医薬品卸会社のコスト増となり、収益基盤を痛める要因と考えられます。また、製造設備の不具合による出荷停止のほか、GMP違反をはじめとした法令遵守に逆行する動きによる出荷停止も一部あり、供給不安が供給不安を呼ぶ状況となっております。さらに、世界各地での戦闘や紛争も医薬品の安定供給に対する潜在的なリスクとして捉えております。
このような状況下、当院では医薬品に求められる品質をあらためて検証し、近視眼的な採用基準を設定しないこととしております。日本独自の採用基準はグローバルな品質基準とは方向性が異なることから製造者にコスト負担を強いることとなります。グローバル製品によるスケールメリットを生かした製品戦略が安全保障製品である医薬品の我が国における安定供給に寄与すると考えております。
当院としましては、飲みやすさや崩壊性の良さから口腔内崩壊錠を比較的優先して選定しておりますが、前述の基準により評価した結果、普通錠を選択する場合もあります。
基準として設定しないことの例)
・錠剤に医薬品名をカタカナで刻印すること。
・錠剤の両面に医薬品名を刻印すること。
・OD錠(口腔内崩壊錠)であること。
保険薬局の皆様へ
疑義照会簡素化プロトコル
当院では院外処方箋による調剤を円滑にしていただく目的で、疑義照会簡素化プロトコルを採用しております。
当院発行の院外処方箋を応需してくださる保険薬局様で、プロトコルに合意をご希望の場合は以下の文書をご覧のうえ、当院薬剤科までお問い合わせください。
採用医薬品
SDGsへの取り組み
ペーパーレス
薬剤科では、使用する用紙を削減するため、必須でない印刷は一切行わないよう努めております。
院内で使用する院内処方箋につきましては法令で保存期間が3年間と定められているためペーパーレスの対象外ですが、医薬品の発注、検品照合、医薬品の請求については印刷することなく業務を行っております。
一方で、患者さん向けのお薬の説明書や、お薬手帳に貼れる薬剤サマリーシールと外来化学療法管理シールを発行するなど、地域医療に関わる重要な情報提供には力を入れています。
医薬品の納品回数の削減
薬剤科では、複数の医薬品卸業者との取引があり、平日には医薬品の納品と検品を行っています。当院では、2018年より、医薬品の注文方法を見直すことで、一卸業者につき納品回数を最小で週2回とすることで、納品にかかるコストの削減に取り組んでいます。
具体的には、納品回数が減ることで、卸業者の輸送コスト(エネルギーコスト)を削減でき、日によってはひとつの医薬品を納品するためだけに数kmの距離を移動するような状況を避けることができます。また、卸業者によってはコンテナ配送を採用していただくことで、納品・検品にかかる時間も削減できております。